みなさん、こんにちは。
宝塚まりも動物の夏目です (^^)/
🎍新年あけましておめでとうございます🎍
昨年は皆様に支えて頂き1年を終えることができ感謝しております。
今年も、皆様のお力となれますようスタッフ一同尽力してまいりますので宝塚まりも動物病院を何卒宜しくお願い致します。
さて、新年はじめての投稿です。
寒さも本格的になってきたこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私が飼っている猫たちは床暖房で猫らしくゴロゴロ過ごしていますฅ(^^ฅ)
この寒い季節、わんちゃんねこちゃんがなりやすい疾患といえば…「泌尿器疾患」です。
HPにて『泌尿器疾患について』詳しく載せていますので、今回は、猫ちゃん中心に予防・対策についてお話しようと思います。
なぜ冬の時期はおしっこトラブルが多くなるのか?
- 水を飲む量が減る
- 体を動かすことが減る
- トイレを我慢してしまう
★泌尿器系疾患になりやすい猫にとって冬場の環境作りはとても大切です。
おしっこトラブルがなく健康に過ごせるように工夫してあげましょう!
・水を飲んでくれるよう工夫しよう!
*水が飲める場所を増やす
*大きさや素材の違う容器にする
*ぬるま湯にする
*水に匂いをつける(ちゅーるやささみ汁など)
★猫が1日に必要とする水分量は体重1kgあたり50mlほどです。
いつでも新鮮なお水を飲めるように1日1回は交換しましょう!!
なぜ運動が必要?
運動不足になるとおしっこが膀胱の中でとどまる時間が長くなり、尿石ができやすく
なると言われています。また、運動不足は肥満にもつながり、より尿石ができやすくなります。
愛猫と積極的に遊んだり、上下運動できるキャットタワーを置いたりして、運動できる機会を増やしましょう。また、走れる空間があるとより良い運動につながります!
トイレってきちんと出来ていますか?
猫はきれい好きな動物です。トイレを清潔に保ち、おしっこしやすい環境をつくりましょう。また、設置場所はなるべく生活スペースに近く暖かい場所を選び、普段過ごす場所との温度差が少ない場所に置くとよいでしょう。猫砂の好みもそれぞれ違うのでしっかり観察してあげましょう!
観察してほしいポイント!
*トイレ・猫砂を嫌がってないか
*水を飲む量に対して排尿量はどうか
*色やにおいに変化はないか
尿中ヘモグロビンチェッカーとは?
おしっこは黄色の場合でも血尿になっているかもしれません。
そこで、色の変化で血尿の有無が分かる猫トイレ用の顆粒タイプが役に立ちます!
猫は病気を隠す習性があるため、体調の変化を人に知らせるのが苦手です。
そんな猫ちゃんに変わって血尿の有無を色の変化で教えてくれます。
ご自宅のいつも使っている猫用トイレに顆粒をまいて、その顆粒の色を確認するだけなのでお互いにストレスなく簡単に導入することができます。
寒さにも負けない、当院スタッフが皆さまのペットの健康をサポート致します!
おうちの猫ちゃんに今挙げたような予防・対策はできていますか?
排尿の様子をチェックしておくことが早期発見のポイントになります。
少しでも「ん?」と疑問に思ったら1度ご相談下さい(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾