こんにちは♬
今日はわんちゃんの混合ワクチンにも含まれているレプトスピラ症についてお話したいと思います。
レプトスピラ症は、犬だけでなく人にも感染する可能性がある病気です。
宝塚市内でも水辺で遊んだ小中学生がレプトスピラに感染したという報告が複数あがっているそうです。
普段のお散歩やアウトドアでも感染することがあるため、正しい知識を身につけておきましょう。

↑宝塚健康保険事務所より配布されている資料
・レプトスピラ症とは?
レプトスピラ症は、「レプトスピラ」という細菌によって引き起こされる感染症です。
感染した動物の尿に含まれる細菌が、水や土壌を汚染し、それらに接触することで犬や人に感染することがあります。
ネズミなどのげっ歯類は、感染しても症状を示さずに細菌を尿中へ排出するため、注意が必要です。
特に、次のような環境に気を付けましょう。
川や池、水たまりなどで遊ぶ
雨の後や大雨・洪水の後に汚染された水や土壌に接触する
野山や自然の多い場所へ出かける
ネズミなどの野生動物が生息する場所で過ごす

・レプトスピラにかかったらどうなるの?
レプトスピラ症では、主に腎臓や肝臓に障害が起こります。
症状の程度はさまざまで、重症化すると命に関わることもあります。
主な症状は次のとおりです。
発熱、元気や食欲の低下
嘔吐、下痢
水を飲む量や尿量の変化
黄疸(皮膚や白目などが黄色くなる)
腎機能や肝機能の異常
初期症状はほかの病気でも見られるため、症状だけでレプトスピラ症と判断することは困難です。
急な体調不良に加えて腎臓や肝臓の数値に異常が見られる場合には、レプトスピラ症も鑑別診断のひとつになります。
↓黄疸により皮膚が黄色くなっている状態

・レプトスピラ症は予防できる?
レプトスピラ症の予防には、生活環境への注意とワクチン接種が重要です。
1.感染のリスクがある環境を避ける
日常生活では、次の点に気をつけましょう。
水たまりや、衛生状態が分からない水を飲ませない
大雨や洪水の後は、汚染された可能性のある場所への立ち入りを避ける
野生動物やネズミの尿に接触する機会を減らす
2.ワクチン接種
混合ワクチンでレプトスピラを予防することが出来ます。
ただし、レプトスピラには複数の血清型があり、ワクチンによって予防できる血清型が異なります。
またレプトスピラを含んでいない混合ワクチンもあるので感染リスクのある生活環境で過ごしているワンちゃんはレプトスピラを含む混合ワクチンの接種をおすすめします。
当院では複数のワクチンを取り扱っています。


「うちの子にもレプトスピラワクチンは必要?」「今のワクチンで予防できる?」など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください♪
大切な愛犬とご家族が健康に過ごせるよう、日頃から感染症の予防を心がけましょう♪



