予防優先予約について
予防優先予約について(実施期間3月1日~5月31日まで)
待ち時間を緩和するために予防優先予約を承っております。
ご希望の飼い主様は事前にお電話や受付での予約をお願いします。初診の方もご利用いただけます。
時間帯予約について
- 午前 9:00~11:30(火曜以外)
- 午後 16:00~18:00(水・木・金・土)/ 13:00~15:00(日曜)
※月曜・祝日午後は休診
上記の中で、30分単位の時間帯予約を承ります。
例えば9:00〜の予約は9:00〜9:30の診察予約になります。
ただし診察状況により予定時間より診察を開始できない場合がございますのでご了承ください。
予約内容
混合ワクチン、狂犬病、フィラリア・ノミダニ予防、健康診断のみ
予約方法
電話でご予約(TEL 0797-89-2200)、もしくはご来院時に受付で次回予約をおとり下さい。
※注意事項
- 健康状態に対するご相談や、病気に対する診察はお受けできません。
- 上記予約内容以外をご希望の場合は通常時間にご来院ください。
ワンちゃんの予防
ワンちゃんとの暮らしで気を付けていただきたいことをお伝えしています。
1. 狂犬病予防接種
狂犬病予防法という法律で狂犬病の予防注射は年に1回接種が義務付けられています。
当院でも狂犬病の予防接種が可能です。
市区町村から届くハガキを持ってご来院ください。
(初年度登録がまだお済でない場合はハガキは不要です。)
※ 狂犬病予防接種とフィラリア検査は同日に実施可能です。
※ 狂犬病予防接種とワクチン接種は同日にはできません。
2. ワクチン接種
狂犬病以外にもジステンパー、犬パルボウイルス感染症、犬レプトスピラ病など死亡率が高く、怖い病気がたくさんあります。
発病後50~90%の高確率で死亡する感染症もあります。
下記の病気はワクチン接種をしないと、日常生活の中で感染する可能性のあるものです。
当院では5種及び7種類の病気を予防できるワクチンをお勧めしています。
特にお外で飼われていたり、お散歩が好きなワンちゃんは感染する病気の数も多くなります。
1歳未満では合計で2~3回、1歳以降は毎年1回の接種が必要です。
ワクチンで予防できる病気 | 5種 ワクチン |
7種 ワクチン |
---|---|---|
犬ジステンパー | ○ | ○ |
犬アデノウイルス2型感染症 | ○ | ○ |
犬伝染性肝炎 | ○ | ○ |
犬パラインフルエンザ | ○ | ○ |
犬パルボウイルス感染症 | ○ | ○ |
犬レプトスピラ感染症黄疸出血型 | ― | ○ |
犬レプトスピラ感染症カニコーラ型 | ― | ○ |
3. フィラリア予防
気温が温かくなると蚊が出てきます。
フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気ですが、予防さえしていればほぼ100%防ぐことが出来る病気です。
フィラリア予防には血液検査でフィラリアに感染していないことを確かめてから、フィラリア予防を始めていきます。
病院のある宝塚市のあたりでは4月から12月の計9回の予防をお勧めしています。
※ フィラリア予防の前には、毎年検査することが必須です。
(子犬は産まれた時期によって、検査の必要性が異なりますので獣医師にご相談ください)
【フィラリア検査時には、健康診断も一緒にしておきましょう】
1回の採血で、フィラリア検査を行う際に、同時に健康診断もすることができます。
当院ではいろんなタイプのお薬を取り揃えているので、その子に合ったお薬を選んでいただけます。
ノミ・ダニ・フィラリア予防が一緒になったタイプもあります。
【フィラリア予防薬について】
現在、フィラリア予防薬には①錠剤タイプ、②チュアブルタイプ、③タブレットタイプ、④滴下(スポット)タイプ、⑤注射タイプの5種類があり、各予防薬ごとでメリット・デメリットがあります。
1つでノミ・マダニ予防を同時に行えるオールインワン予防薬もあります。
予防薬を投与する目的は言うまでもなく感染予防です。
そのため、ワンちゃんが予防薬を確実に飲んでくれるかが重要です。
飼主様が予防薬をあげた後、見ていない場所で吐き出してしまうこともあるため、薬成分の安全性はもちろん、確実に予防を行えることを目的としてフィラリア予防薬の選定を行っています。
おやつ代わりにあげられるお薬で喜んで食べる子が多いお薬が当院では最も選ばれています。同じ予防を行うのであれば、ワンちゃんが喜んでくれる方法が良いですね。
予防薬の得手・不得手はワンちゃんによって異なりますので、ご不明点は診察時にお気軽にご相談下さい。
4. ノミ・ダニ予防
ワンちゃんにとって、ノミ・ダニは皮膚炎やアレルギーの原因だけではなく、病気をも引き起こします。
ワンちゃんについたノミやダニが飼主様を刺すことで、人にも感染する人と動物の共通感染症を引き起こすこともあります。
ここ数年日本国内感染が確認され、人の死亡例もある恐ろしい病気、SFTS(重症熱性症候群)などもその1つです。
室内であればノミは1年中活動しています。
一方ダニは、冬でも一部の種類は活動しています。
そのためノミ・ダニ対策には通年の予防がおすすめです。
様々なノミ・ダニの駆虫薬がありますが、お薬の成分や持続効果は同じではありません。
おうちの子にあったお薬をアドバイス致しますのでお気軽にご相談ください。
ネコちゃんの予防
1. ワクチン接種
当院では3種と5種の病気を予防できるワクチンをお勧めしています。 お外で飼われていたり、お散歩に出歩くことが好きなネコちゃんは感染する病気の数も多くなります。
ワクチンで予防できる病気 | 3種 | 5種 |
---|---|---|
猫ウイルス性鼻気管炎 | ○ | ○ |
猫カリシウイルス感染症 | ○ | ○ |
猫汎白血球減少症 | ○ | ○ |
猫クラミジア感染症 | ― | ○ |
猫白血病ウィルス感染症 | ― | ○ |
2. ノミ・ダニ・寄生虫予防
ネコちゃんにとっても、ノミ・ダニは皮膚炎やアレルギーの原因だけではなく、病気をも引き起こします。
また、ネコちゃんに付いたノミ・ダニは飼主様も刺します。
ノミ・ダニが「今ついていないから大丈夫」ではなくて、「付かないように」予防を徹底しましょう。
条虫、回虫などの寄生虫からネコちゃんと飼い主さんを守るために、駆除薬の定期的な投与が必要です。
3. フィラリア予防
気温が温かくなると蚊が出てきます。
フィラリア症は蚊が媒介して起こるワンちゃんでは有名な病気ですが、実はネコちゃんも感染することがあります。
ネコちゃんのフィラリア症の症状も発咳や呼吸困難なのですが原因がワンちゃんとは異なり、フィラリア幼虫が死滅した時に肺血管や肺間質に急性炎症を起こす「犬糸状虫随伴呼吸器疾患(通称HARD)」と呼ばれる呼吸器疾患によるものと言われています。
ネコちゃんは感染すると、治療方法がないのが現状です。
フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気ですが、予防さえしていればほぼ100%防ぐことが出来る病気です。
予防できる病気は未然に防いで、ネコちゃんを健康でいさせてあげてください。
1回の採血で、フィラリア検査を行う際に、同時に健康診断もすることができます。
当院ではいろんなタイプのお薬を取り揃えているので、その子に合ったお薬を選んでいただけます。
ノミ・ダニ・フィラリア予防が一緒になったタイプもあります。