こんにちは。

宝塚まりも動物病院です。

10月になり過ごしやすい季節になってきましたね。

朝晩は冷え込みますが、涼しくなりお散歩も楽しみになりますね♪

 

 

さて、先月から実施している秋健診について少しお話させていただきます。

 

毎年春健診では、フィラリア検査を含む血液生化学検査を行ないましたが、

秋健診では、画像検査を含むさらに充実した検査もご用意いたしております。

画像検査はレントゲンとエコー検査を行います。

 

レントゲンとは?

体の内部の様子を画像化し、肺や心臓の大きさ、骨の様子や

臓器に影がないか?など全体を見渡すのに適した検査です。

秋健診では腹部と胸部の検査を行います。

↑実際に健診を受けた子です。

肺がんの為、治療と手術を行い元気になりました!

 

エコー検査とは?

超音波を使い体の内部の臓器の大きさや動きがリアルに分かる検査です。

秋健診では腹部の検査を行うため、腎臓、肝臓、膀胱内や脾臓といった軟部の臓器を診ることが可能です。軟部の臓器の検査を得意とします。(軟部組織=骨、神経以外の柔らかい臓器を指す)

↑実際に健診を受けた子です。 

膀胱結石が分かりその後手術を行いました!元気に過ごしてくれていて定期的に検査を行っています。

 

 

 

画像検査では、臓器の大きさや形を診たりできるので先天疾患や血液検査ではわからない隠れた病気を調べる事も可能です!

(まぐろとくじらコースに含まれます。)

 

特に猫ちゃんは臓器に個性(個体差)があります!

いざ病気になった時にいつものデーターとべられる事は診断でも役に立ちますし、

わが子を助けられる可能性も広げられるかもしれません。

 

検査の頻度ですが、当院では年2回を推奨しております。

なぜかというと、ワンちゃん、猫ちゃんは人の約4倍歳をとるスピードが速いので

人だと2年に1回健診を受けるイメージになります。

そう考えると、年に2回はそんなに多くないと感じます。

犬や猫は野生時代の名残で痛みを隠すという習性があるので、病気が進行し、

重症化してからやっと様子がおかしいと気が付くことも少なくありません。

 

今は、見たかんじ元気そうだし、大丈夫かな?

と思われている方も多いかと思いますが、健康なうちこそ、

 

ぜひ健診キャンペーン中に健診をしてみませんか?(^^♪ 

健診はご予約が可能です。画像検査は12時間以上の絶食・予約が必須となります!

わからないことがあれば、お電話にてお問合せ下さい。

健診期間は11月30日までになります。

 

少し余談ですが、

病院が拡張するにあたり11月末ごろまで工事を致します。

ただいま順調に工事も進み、完成が楽しみです(^^)/

スタッフ猫のお部屋も出来るので大きなお部屋にゆったり過ごしてもらえます( ^^) _U~~

 

インスタでもスタッフ猫の様子をほぼ毎日看護師が投稿していますので

ぜひフォローお願い致します( *´艸`)

 

季節の変わり目で、体調を崩されるワンちゃん、ねこちゃんもいるかもしれません。

いつもと違う様子などあれば、お気軽にご相談下さい。

 

愛玩動物看護師   廣野